亜鉛合金がベルギーで製造されてすでに約200年の歴史があります。 その優れた耐食・耐久性はヨーロッパをはじめ世界各国で証明されています。 チタン合金はドイツ・RHEINZINK社により開発され、その成分は、純度99.995%の高品位電解亜鉛をベースに少量のチタニウム、銅、アルミニウムなどから成り立っています。 これらの含有率は耐食性及び物理的・機械的特性にとって重要であるだけでなく、チタン亜鉛合金の視覚的特長である“パティナ層”の色調にも影響します。
金属はみずからサビ層(保護被膜)を生成することで腐食から身を守ります。 この保護被膜の性質により金属の耐久性は大きく左右されます。 たとえば、鉄のサビ層は多孔質なので、水分や汚染物質が簡単に浸透し保護被膜の役割を果たしていません。 そしてサビ層は次から次に形成しては剥離していきます。一方チタン亜鉛合金のサビ層は緻密で素地に強く密着している保護層なので外部環境との間に強固なバリアー(不動態被膜)となります。この不動態被膜は酸やアルカリ、海塩粒子などの塩類、あるいは物理的衝撃によって破壊されても、素地から新たに生成してくるので半永久的といえます。チタン亜鉛合金は“プリウェザード処理”をすることにより、この“パティナ層”の生成を促進します。 そして、パティナ層は長い歳月を経てさらに色調が変化し、落ち着きと風格を増していきます。
透明の特殊ポリエステル樹脂塗料を焼付しています。 トップコートは、工事現場におけるモルタル等の浮遊麈から素材表面を保護する養生シートと思ってください。塗膜の耐用年数は3年から5年で設定しています。塗膜が安定している間は色調も安定していますが、剥離した後に経年変化が始まります。また、加工時の電食予防にも効果を発揮します。
ポリエステル樹脂塗料を焼付しています。 金属を屋根素材として使用される場合、裏面には結露などの湿気による“熱水腐食”が起こる可能性があります。熱水腐食は金属板に穴をあける程の腐食を発生させます。サービスコートはチタン亜鉛合金を熱水腐食から保護すると同時に、異種金属との接触による“ガルバニック腐食(電食)”を避けるための絶縁塗膜としても効果を発揮します。